豊かなサンゴの海の魅力をたくさんの人に伝えよう コーラルフォトコンテスト結果発表!
「LOVE×2」
サユリさん
撮影場所:西表島
ニシキテグリの「ニシキ」は錦の意味で、黒バックに鮮やかに浮き立ち、目を引く写真です。寄り添うペアがまさにタイトル通り。正面からとらえた顔がユーモラスでインパクトがあります。コメントによると放卵放精シーンということで、生態的にも貴重な1枚かも。
「光のサンゴ」 HAKUさん
撮影場所:渡嘉敷島(カミグー)
サンゴと言えば、色がきれいなミドリイシ類が絵になりやすい。しかし、この写真は、地味な色合いだが、光があふれ、神々しくも見えてくる。中国・桂林の山々や森林の木々のイメージが沸き、造形的にもおもしろく撮れていると思います。
「線香花火」 Lapin de merさん
撮影場所:慶良間諸島
サンゴのポリプの間に見つけた小さなハゼ。マクロでハゼの目にしっかりとピンがきた。セオリー通りのカッチとした1枚と思います。さらに統一された色合いがいいですね。海の中はマクロで見ると、また、違った世界が広がっています。
「自然との共存」 urumaneoさん
撮影場所:伊良部島 西海岸
見ているだけで行きたくなるようなきれいなサンゴですね。シュノーケルで楽しめるなんて。光があふれ、まさに「沖縄の海」。このようなポイントが少なくなっているのは残念ですが。いつまでも残したい「海の原風景」ですね。
「最高!」 みささん
撮影場所:久米島(はての浜)
青い海と空。白い砂浜。ほんと気持ちいい写真。コメントの「美しすぎる海に、テンションが上がってしまった友人」。画面左側にもくもくと上がっていく雲が、友人の高揚感を表しているようでおもしろいと思います。
- 伊禮 健 (いれい・たけし)
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1990年 沖縄タイムス社入社 20年余り写真部に配属。現在は整理部でレイアウトを担当。
ダイビングと水中写真を始めて約25年。取材を通して沖縄の海を記録してきた。
今回、初めて審査させていただきましたが、どの写真も沖縄や海に対する思いが伝わってきて、審査に苦労しました。自分自身、あらためて「沖縄」「海」を再認識させられました。